ABOUT ウィザースについて
な時代
私たち「WITHEARTH」は、株式会社ウィズとして長年、服飾資材の製造及び販売をしてきました。しかし、昨今のアパレル業界は、価格競争ゆえに大量に服を生産することが普通となり、売れ残れば在庫処分するという図式になってしまっている現状です。
アパレル業界に限らず、物づくりの世界では当たり前のことですが、物は沢山生産した方が安く作れます。在庫廃棄をするのは勿体ないと思われるかもしれませんが廃棄せざる負えない理由があります。売れ残りが廃棄されるということは、私たちが生産、販売している商品も一緒に廃棄されています。在庫廃棄は仕方ないと頭では理解しつつも、どこかで引っ掛かりを感じていました。
世の中の資源は有限です。
大量生産で多くの資源を使用し大量廃棄を行っている本末転倒な事実は大問題です。
そう考えていた矢先、感染症の流行により、今まで以上の大量の在庫廃棄が行われることは確実になりました。この状況を少しでも知ってもらいたい、我々に何かできることはないのかを考えた時に、「WITHEARTH」の立ち上げを決意しました。
サスティナブルという言葉を聞いたことがあるでしょうか。サスティナブルとは「持続可能であること、とくに環境破壊をせずに維持、継続できる」という意味です。
環境に優しい素材で、環境に優しい商品を作ることがサスティナブルの定義です。
ですが、私たちは全ての商品を環境に優しい商品に統一するのではなく、性能の良い素材は使用し、代替ができるものは環境に配慮した素材を使用することが地球と生きていく第一歩と考えています。包装パッケージなどは環境に優しい素材で、商品は、性能と環境配慮を考え、長期間使えるようなより良い商品を作ることを心がけています。
また、好きなものを大切に長く使うこともサスティナブルの1つです。
「流行っているから」「安いから」という基準で物を買うのではなく、「質がいいから長く大切に使えそう」「着ていて心地がいい」と思える感覚を大事にお買い物をしてみてはいかがでしょうか。
私たちの目標は、私たちが作った商品を通して、多くの人に地球環境に対する意識を持ってもらうことです。何か一つでも続けることができればいいのです。「WITHEARTH」の商品を手に取っていただければ、自分たちにも出来ることがあったと実感できるはずです。私たちと一緒に地球と共に生きていく第一歩を踏み出してみませんか。
の取り組み
「WITHEARTH MASK」は、アパレルブランドの象徴でもあるブランドタグ（織ネーム）と同じ織機で織り上げ、縫製したマスクです。
弊社の主要取り扱い商品のブランドタグ（織ネーム）は、陰に隠れた脇役ですが、表現性・耐久性と他の織物にはない優れた特性を持つ織物になります。
商品のマスクの表生地には再生繊維（ペットボトル）を使用し、梱包外紙には*FSC認証紙を使用。梱包袋は*バイオマス成分が含まれたOPP袋を使用しております。
すべての商品にシードペーパーを同封しております
ブランドカードとして、紙ゴミとなった古紙を利用し、さまざまな花の種を漉き込んだ、ハンドメイドの再生紙（シードペーパー🄬）を同封しております。シードペーパーは、水につけて土に埋めると数日で発芽し、紙の部分は徐々に分解され数カ月で土に還ります。花が咲く紙、シードペーパーを使うことは、環境のために、より良い未来のために、今、私たちができることの一つです。
FSC認証
FSC認証とは、きちんと管理された森林で伐採した木材を消費者に届け、得られた利益を生産者に還元する国際的な取り組みです。運営は、NPOであるFSC（Forest Stewardship Council®：森林管理協議会）が行っています。
FSC認証には森林自体の管理が適切であることを証明する「FM認証（森林管理の認証）」と、FM認証を受けた森林からの木材・木材製品であることを認証する「CoC認証（加工・流通過程の管理の認証）」の２種類があります。
現在、世界で森林破壊や森林の劣化などが発生し、生態系の破壊や、温暖化の原因となっています。木材は人類の生活に必要不可欠なものであるため、適切に森林を管理し、森林破壊を食い止めながら木材を活用することが求められています。
消費者がFSC®ロゴマークの付いた製品を選ぶことは、適切な森林管理を行なっている林業者を支援し、地球環境を考えない違法伐採による木材製品は使わないという意思表示になります。
バイオマスプラスチック
植物など生物由来の有機物資源（バイオマス）を原料の一部に活用したバイオマスプラスチックです。石油が原料である従来のプラスチックに比べ環境負荷が低いのが特徴です。
通常のプラスチックと比較し、マイクロプラスチックの発生量が少ないとされ、原料の植物が光合成で二酸化炭素を吸収するので、温暖化の原因となる二酸化炭素排出の削減効果も期待されています。